こんにちは、ぎおんスマート塾の佐藤です!
突然ですが、みなさんは次の問題の答えがわかりますか?
「ダンゴムシはこん虫ではありません。その理由を1つ答えなさい」
出典は、広島大学附属中学校の入試問題で、2012(平成24)年度の理科、大問4の問5です。
一瞬、えっ、そうなん!?と思っちゃいますよね(・・?
っていうか「ダンゴムシ」って言ってない?みたいな・・・
でもでも、これは何もなぞなぞではなくれっきとした入試問題なので、確かな知識があればちゃんと答えることができるようになっています!
その知識とはズバリ、昆虫の定義です。
たくさんいる虫の中でも、次のような特徴を持つ虫は「昆虫」というカテゴリーに分類されるのです。
・あしが6本ある
・からだが3つの部分(頭部・胸部・腹部)に分かれている
・血管が退化しており、体液が体に充満している
などなど
中でも小学生の理科で扱うレベルでいえば、最初の2つを押さえておけばOKです!
ここで私はふと、「触角がある」っていうのも昆虫の特徴だと聞いたことがあるような・・・?と思い、すぐにネットで調べてみました。
するとどうやら「1対の触角をもつ」というのが正確な表現のようです(゜o゜)
ダンゴムシは、パッと見では触角が1対あるように見えますが(この記事の最初に載せた『いらすとや』の絵もそうなっていますが)、実はもう1対、肉眼ではなかなか見えにくい触角がダンゴムシにはあるのだそうです。
なので、ダンゴムシは2対の触角をもつため昆虫の定義から外れる、ということです!
うーーーん、調べてみるとなかなか奥が深い\(◎o◎)/!
でも、こうやって「どういうことだろう?」と疑問に思ったことを自分でいろいろ調べてみるのは、とっても楽しいことなのです!!
今の時代は、たいていのことならすぐに調べることができるツールも、たくさん揃っていますし!良い時代だー!!
こうした学ぶ楽しさを一人でも多くの子どもたちにもっと伝えていきたいな、と強く思いました(^^)/
ダンゴムシ、ありがとう!
ぎおんスマート塾