こんにちは、ぎおんスマート塾の佐藤です!
今日は算数の問題を1題ご紹介いたします!
「3%の食塩水200gと,▢%の食塩水500gを混ぜると,4%の食塩水ができます。▢にあてはまる数値を求めなさい」
出典は、関西大倉中学校の入試問題で、2019(平成31)年度A2日程の算数、大問2の(3)を改題したものです。
※どこを変えたかというと、実際には『食塩水』ではなく『砂糖水』となっていたのですが、『食塩水』の問題として出されることが多いのでそうさせていただきました。
さて、食塩水問題の鉄則は【食塩の量に注目すること】ですが、今日はそれとは違うやり方で答えを求めてみたいと思います!
そのやり方とは、ズバリ「てんびん法」でございます!!
では、やってみましょう!
まず、上のように立派なものじゃなくていいので、てんびんの図を描いてみます。
こうです。
えっ、普通にてんびんに見えますよね?
えっ、見えませんか?
えっ・・・
うん、見えましたね(-_-メ)
次に、左右の〇の中に食塩水の重さ、〇の真上のあたりにその食塩水の濃度を書き込みます。
そして、てんびんのちょうど真ん中の三角形が支えているところの上に、つり合ったときの濃度を書き込みます。
こんな感じです。
今回は500gのほうの食塩水の濃度がわかっていないので、▢のままにしておきます。
さぁ、みなさん、ここまでついてこれていますか??
当然、ついてこれていますよね??
えっ、ついてこれていない??
えっ・・・
うん、ついてこれてますね(-_-メ)
さぁ!
次にやることが最も重要なのですが、ブログ上で説明するには少しややこしい作業なので、ズバリ図を見て理解してもらいます!
ちょっとわかりづらいですよね(・・?
着目してもらいたいのは、てんびんの左右の腕の長さの比です。
これが食塩水の重さの逆比になる、というところがてんびん法のポイントになります。
上の図でいえば、500:200、つまり5:2になるということです!
ここまでくれば、あとは比の計算で処理できます。
したがって、
4+0.4=4.4(%)
が答えとなります。
どうでしたか(・・?
難しかった、ですか・・・??
えっ、難しくなかった?
本当に??
えっ・・・
よかったです!!!!!
ぎおんスマート塾