こんにちは、ぎおんスマート塾です(^_^)
先日、小学生さんの国語の授業で「うらやむ」という言葉が出てきました。
意味がわからないということだったので、
『相手の優れているところをうらやましく思うという意味だよ。「ねたむ」は、もっとマイナスが多い気持ちを表すよ。』
と伝えました。
例文も挙げることで、それぞれの意味が伝わったようでしたが、「うらやむ」「ねたむ」という言葉を初めて知ったということでした。
確かに、日常生活ではあまり耳にしない言葉かもしれません。
ということで、「羨む」と「妬む」について、詳しく調べてみました。
「羨む」
- ほかの人がめぐまれていたり、優れていたりするのを妬ましいと思うこと。
(出典:新選国語辞典) - 自身が恵まれていないことに心が傷つく意。
(出典:なるほど語源辞典)
【羨む】の語源については
『うら』とは『心』のこと。
『心』を『うら』といいます。
【羨む】の『やむ』とは、『病む』のこと。
よって、
【羨む】とは、心(うら)が病むということになります。
「妬む」
【妬む】の語源については
【妬む】の『ね』は、『心根』の『ね』のこと。
それが『痛む』ことを言います。
『心根』が『痛む』ことが【妬む】の語源です。
心が病むことも、心根が痛むことも、あまり心にはよくない感じがしますね...。
自分と人を比較して、誰かを羨んだり妬んだりするのではなく、自分の良いところに目をむけて、自分らしく、楽しく毎日を過ごしたいですね!
ぎおんスマート塾